

なぜ今の時代は「ゆとり」や「余裕」が感じられないのでしょうか。人間としての欲求とは何かなど理由は色々と思い当たるが、最後に行きつくところは、精神的な余裕のなさであると思う▼便利で豊かになった時代である……
少し長く感じた梅雨も明け、暑い夏がやってきました。今年の夏は特別なものに感じます▼ついに東京オリンピック2020が開催されました。この開催にあたり皆さんもさまざまなご意見をお持ちでしょう。私自身も複雑……
「お父さんおかえり!」と駆け寄る幼き日の私、ゆうに40年以上前のこと。現場から帰宅した父が言う「ちょっと待ってや。今日はチクチクやしな」。父の言う「チクチク」、そのどこかひょうきんな響きからも、命にか……
「運動のオンライン化は代替手段か、新たな手法か」私の中でさまざまな思いが交錯する▼京建労第27期労働学校はYouTubeLIVEを活用したオンライン配信で行われた。2020年の第26期もYouTube……
コロナ禍のもと、延期された東京オリンピック・パラリンピックの開会式が近づいてきた▼「本当に大丈夫なの」「何が何でもやるの」「感染が拡大するかも」と不安に思う声は世論の多数。しかし政府や大会関係者は聞く……
京建労の定期大会が開催された。これからの運動方針を決定する大事な大会だ。しかし2年連続の文書決議となってしまった。本当なら大会の場で意見を活発に交しあい、これからの組合のすすむ方向やとりくみをそれぞれ……
4月のとある休日、国道十条交差点にある京建労本部駐車場に、77歳になられた一人の組合員さんの姿があった。誰もいない広い駐車場で草引きをされている。私が声をかけると「気になるさかいにな。いつまでできるか……
4月25日、3度目の緊急事態宣言が京都府に発出された。ニュースで流れる街の声は、政府や自治体の対応に辟易したようすだ▼振り返れば今からちょうど1年前も緊急事態宣言下だった。飲食店や娯楽施設などで休業要……
季節が来ると芽はほころび、草花は「ここに居るぞ」とばかりに背伸びをして自己主張を始める。やがて花は散り次の生への準備に入る。繰り返し培ってきた「生」への営みではあるが、コロナ禍のもと咲き誇る姿も、何故……
3月25日、厚労省が関西建設アスベスト京都1陣訴訟の原告に謝罪をしに来るということで私もその場に参加をした。厚労大臣自ら来るのかと思っていたが、事務官3人だった。少し残念だった▼大臣の謝罪文の中に、「……