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「アスベスト京都の会」総会とシンポジウムひらく
被害の今後を考える

2017年7月6日

【本部・伊藤修平書記】
6月18日、キャンパスプラザ京都において「アスベスト被害の今後をみんなで考えるシンポジウム」が「アスベスト被害の根絶をめざす京都の会」の主催で開催され、総勢65人が参加しました。京建労からは、29人の参加となりました。
はじめに石原一彦会長より、開会のあいさつと問題提起がありました。
最初のパネリストの講義は、大阪アスベスト対策センターの伊藤泰司さんから「住民運動と、建設労働者が結びつくたたかいこそ/これからのアスベスト対策を考える」と題して、アスベストの飛散状況が公共工事において多いことや、米英と日本での対策の違いなどが話されました。
次のパネリストは、八幡市在住の村松さんで「石綿使用・巨大倉庫解体に関わって」と題して、新名神工事に伴っての愛宕倉庫の解体工事で石綿飛散に対する危険と住民運動について話されました。
次のパネリストは、立命館大学専門研究員の南慎二郎さんより、「震災でのアスベスト飛散問題」と題してのお話で、アンケート調査結果や、様々な調査に基づいた資料を使って、大変わかりやすい内容となっていました。
最後は、京都法律事務所の福山和人弁護士より「建設アスベスト裁判」についての話がありました。これまでの裁判の経過、問題点、今後の展開などが話されました。
参加した左京支部の組合員からは「実際に弁護士の話を聞いて裁判への実感がわいた。今後の原告に対して、力になろうという意欲がわいた」との声があがりました。
最後に建設アスベスト裁判の原告を代表して、松村さんより、今後の支援へのお願いがあり、閉会となりました。
なお、シンポジウムの前に行われた「アスベスト京都の会第4回定期総会」で選出された新年度役員体制は以下の通りです。
会長・石原一彦(立命館大学政策科学部教授)
副会長・吉岡徹(京建労委員長)、河口隆洋(職対連会長)、福山和人(自由法曹団)、梶川憲(京都総評議長)
事務局長・松原秀樹(京建労書記次長)
会計監査・酒井仁巳(京建労書記長)

【建築ニュース1105号(2017年7月15日付)】

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