第47回住宅デー 6月9日(日)
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いらかの波 No.1244

2024年4月16日

いよいよ春が訪れてきました。我が家の庭は茶色から少しずつ緑や赤、黄色など色づいてきました▼この時季になると朝着ていく作業服に悩まされます。朝はまだ少し肌寒くても、昼くらいから暑くなる。そして帰るころにはまた肌寒い。着たり脱いだり邪魔くさい。でもこの季節はどこか開放的になり、いくつになってもワクワクしてしまいます▼最近、休日の夕方に妻や孫とよく散歩に出かけます。コースは住宅街が多く、私が幼少期によく遊んでいた場所や通学路、友人の実家など昔を思い出しながら楽しんでいます▼散歩を始めたきっかけは、仕事で外壁や屋根などの収まりに悩んでいた時、「参考になる家はないか」と出歩いてみたことです。それが意外とハマってしまい、知らなかった抜け道や母校が建て替わっていたりと、発見の連続と時代の遷り変わりを体感できるのです▼妻と歩くときはさまざまな家を観察しながら、その家々の家族構成なんかを勝手に想像し、ガレージの雰囲気や置いてあるものなどからストーリーを考えたりして楽しんでいます▼家の中にはそれぞれの人生があり、物語がある。そんなことを考えると「家をつくる大工っておもしろいな」と思うことができます。(忠)

【建築ニュース1244号(2024年5月1日付)】

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