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青年技能競技大会京都予選/上位入賞者2人が全国へ

2023年9月5日

 9月16日から18日まで埼玉県熊谷市の「彩の国くまがやドーム」で開催される全建総連の全国青年技能競技大会を前にして、京都予選会が8月6日朝から、訓練校実習スペースで開催されました。
予選会・全国大会とも、「四方転び踏み台」の製図・木づくり・組み立てまで全工程を6時間で完成させ、その完成度を競うものです(予選会では全国大会経験者は6時間、未経験者は7時間の制限時間)。
今回の予選会では4人の青年技能者がエントリーしました。日頃、現場などで培った大工技術を競い合いました。
今回の京都予選は、3人の選手が制限時間内に「四方転び踏み台」を完成させることができました。
審査員を務めたのは京都府技能検定委員も務める足達さん(西京)と西山さん(右京)で、できあがった作品に曲尺を当てながら審査していきます。
審査の結果、深田さんと安田さん(ともに右京)が上位入賞者として全国大会の切符を得ました。全国大会まで、さらに精度を上げるべく練習に励みます。
同じく選手として参加した渡部さん(左京)は、「完成には至らなかったものの、自分でも驚くほど上達することができた」、猿渡さん(左京)は「道具の手入れや大工技術の基礎を学ぶことができ、いい経験になった」と話します。二人は大工の道に入ってまだ半年ほど。渡部さんは完成手前まで、猿渡さんは時間内に完成させることができ、この技能競技が技術上達に役立ったと予選会後に笑顔で感想を語りました。

【建築ニュース1231号(2023年9月15日付)】

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