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関西建設アスベスト京都2陣訴訟/原告による意見陳述が終了

2022年5月7日

 4月20日、関西建設アスベスト京都2陣訴訟の第26回期日が京都地裁で行われ、元北支部の高木さんの遺族で、長女の弥生さんへの尋問が行われました。また国との和解協議も行われ、解決へ向けて大きな前進がはかられました。なお髙木さんが原告側最後の意見陳述となり、結審は年内で予定されています。

午後3時の開廷を前に、京都地裁前には41人の仲間が集まり、101号法廷を埋め尽くしました。
今回尋問に立ったのは、2021年7月21日にアスベストが原因の小細胞肺がんで亡くなった高木さん(大工)の長女・弥生さんです。当初は奥さんが尋問に立つ予定でしたが、体調不良のため弥生さんが高木さんの生前の働きぶりや、過酷な闘病生活を語りました。
期日終了後に弁護士会館で行われた報告集会では、弁護団から進行協議や国との和解に関する進捗状況が報告され、今回の高木さんで原告に対する尋問が終了したことと、年内で結審する見通しであることが語られました。また国との和解でも残りの3人も目処が立ちつつあることも話され、いよいよ残すところは原告と争う姿勢を崩さない建材メーカーであることも強調されました。
組合からは6月に行われる3陣提訴行動の概要も紹介され、最後は完全勝利をめざして、団結ガンバローで締めくくりました。

【建築ニュース1203号(2022年5月15日付)】

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