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機関紙がみんなの絆になる/京都中央「三京一山」が創刊

2018年7月20日

 5月27日に上京支部、中京支部、下京支部、東山支部が統合し、新たに京都中央支部が結成されました。京建労の歴史上初めてとなる大規模支部統合に、多くの期待の声が寄せられています。
地域も歩んできた歴史も違う中、仲間たちは「京建労を未来に残そう」と団結し、新たな歴史の1ページを刻もうと奮闘をはじめています。
 現在、京都中央支部では新執行部のもと旧4支部の事務所を開所しながら、随時1つの支部としての機能を向上させる手立てをすすめています。専門部体制はすでに確立し、機関としては1つの支部としてさまざまな運動を展開しています。
仲間たちが共同してつくりあげたひとつとして、京都中央支部機関紙「三京一山」の誕生があります。支部誕生と同じくして産声を上げたこの機関紙には、旧4支部の仲間たちのさまざまな思いがこめられていました。
担当三役として編集にたずさわる澤田副支部長は中京支部出身。中京支部が発行してきた「いしずえ」の編集にも長く関わってきました。
澤田さんは「顔となる題字は第1号で募集し、多くの仲間から色んな案が応募されてきました。みんな見てくれているし、新たな支部に期待してくれているんだなぁと感じ嬉しかったです」と話します。
 続けて「『三京一山』には上京、中京、下京の3つの『京』と、東山の『山』という意味があるそうです。編集部で審査したときに、みんなで『これだ』と満場一致で決まりました。やはり新支部の礎として旧4支部があったんだよというのを歴史に残したいので」と機関紙に託す思いを語ってくれました。
初代の教宣・平和部長に就任したのは上京支部出身の榊原さんです。榊原さんも上京支部では機関紙発行にたずさわり、所属していた小川分会では分会機関紙を長年にわたり編集・発行してきました。
「新たな支部では編集部を確立し、みんなでわいわい楽しく編集できています。やはり組合活動は楽しくやらないとね」と話す榊原さん。6月に行われた教宣・平和部会でも、部員の仲間たちからアイデアがどんどん出され、紙面も夢が膨らみ続けます。
榊原さんは「これから加入してくる仲間たちは、統合された支部だと知らない人もいるわけです。旧4支部からの人も、これからの人もいっしょになって支部を育んでいきたい。『三京一山』が支部の成長を刻み続け、みんなの絆になってくれるはずです」と話してくれました。

【建築ニュース1127号(2018年8月1日付)】

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