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模擬交渉で演習/「要求交流会」に従事者14人

2023年5月11日

 京建労賃金対策部では、2023年以降に行われる全建総連関西地協主催の在阪大手ゼネコン・住販メーカーに対する企業交渉に、ゼネコン・メーカーが元請の現場で実際に働く従事者を派遣する準備をすすめています。4月25日に京建労会館で行われた「現場実態・要求交流会」では、要求を先鋭化させるとともに、模擬交渉で具体的なやり取りの演習が行われました。

京都市内や南部、乙訓、口丹地域の仲間を対象に開催された交流会(北部地域は28日に開催)には、14人の現場従事者が参加。2月に行われた「資本従事者の会」から、より具体的な要求と実践も交えた交流会となりました。
まず元請や要求別に「戸建て・住販のトイレ問題」「ゼネコン・大規模現場のトイレ問題」「大規模現場の駐車場問題」の3つのグループに分かれて、さらなる要求の具体化を話しあうグループ討議が行われ、意見を出しあいました。
 話しあいでは資本側に対する「戸建て現場では工程の終わりまでトイレを設置してほしい」「大規模現場では徒歩2分の範囲でトイレの設置を」「働き方改革の観点で早朝の駐車場争奪戦は時代に逆行している」など具体的な要求内容をまとめ上げ、本部賃対部が企業側として座る模擬交渉で、実際に行われるであろうやりとりを実演しました。
戸建て現場のトイレ問題の交渉では「トイレはコンビニなどで済ますことがある。企業の責任として本当にそれでいいのか」と迫力ある交渉を演じました。「検討する」と答えた企業に対しては、具体的な回答期日をどう求めるかという課題も話しあわれました。
なお関西地協主催の企業交渉の詳細などは下記を参照してください。

【建築ニュース1224号(2023年5月15日付)】

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