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変化する時代にこそ「京建労」/2023年秋の仲間ふやし総括/明るく楽しく、行動の見える化を実現

2023年11月6日

【本部・奥野書記次長】
2023年度の秋の仲間ふやし月間は組合にかけられているさまざまな攻撃を跳ね返す、逆境に立ち向かう「明るい仲間ふやし月間」をめざして、全支部が一丸となってとりくみました。
8月に開催した活動者会議・出陣式では、全支部から「KAKUDAIKAKUGEN(スローガン)」を発表。本部組織部員を中心に撮影した対話シミュレーション動画「笑って拡大がんばろう」を上映し、3年以上に及んだコロナ禍から本格的な活動の再始動へ「明るく」仲間と対話することをめざしました。
仲間ふやし運動をすすめるうえで、重視したのが「仲間の奮闘を共有し可視化すること」でした。10月13日の中間決起集会では、各支部から「仲間ふやしエピソード」が紹介され、「次世代仲間からの加入対象者を複数で確認と共有し見方が広がった」(北)、「現場で『建築職人の困りごとは京建労に聞いたら』と言われた」(中丹)など、仲間の奮闘を伝える加入エピソードが多く語られました。
また情報を共有するツールとして、仲間ふやし速報・ニュースが多数の支部で発行され、10月28日時点で15支部76号を発行。一つひとつのエピソードを丁寧に追って、伝える「見える化」が行動を励ましました。
仲間ふやしの運動は同時に活動参加の窓口と世代的継承の役割を担っています。「次世代交流会に参加した若い仲間が、仮装ハロウィン訪問に参加」(右京)や、「全班の行動を提起するなかで班長が『必ず加入者を迎える』と発言」(洛南)など、仲間に依拠した活動によって支部や分会の活性化と活動の継承がはかられています。
「独立したなら」「人を雇ったら」「法人化するなら」など、仲間の変化にアンテナを張って一人ひとりに寄り添える組合「ガッチリあなたと」の運動が、インボイスや働き方改革、CCUSや石綿調査の義務化など激動する情勢下で、京建労への期待をさらに広げたのも特徴です。「他組合に加入する仲間から『何もしてくれない組合より京建労』」「インボイスと人手不足説明で外注職人を雇用化」(伏見)など、情勢に対応する組合、京建労の総合力を発揮する場面も多くみられました。
変化する時代だからこそ京建労の出番です。新たに加入した仲間とともに、今よりさらに強い組合をつくり、「若者が育つ建設産業」へ要求実現をめざして「明るく」運動をとりくみましょう。

【建築ニュース1235号(2023年11月15日付)】

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