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全国20ヵ所で一揆開催/インボイス制度は中止に

2023年7月5日

 10月から実施が予定されているインボイス(適格請求書)制度について、実施の中止を求めた全国行動が6月14日に行われました。
 この全国行動は「全国一揆」と名付けられ、フリーランスや個人事業主の仲間でつくる「STOP!インボイス」がよびかけ団体として、国会前を中心に全国20ヵ所で集会が行われました。京都では京都市役所前を会場に200人を超える仲間などが参加。リレースピーチでは各界から「インボイス制度を中止せよ」の訴えが行われました。

午後6時半の開始を前に、「STOP!インボイス」のプラカードを持った仲間や、団体の幟などが多く立ち並び、市役所前はインボイス制度反対運動の象徴カラーである黄色に埋め尽くされました。
開会のあいさつに立った消費税廃止京都各界連絡会代表の久保田憲一さん(京商連会長)は、「政府は軍拡に必要な予算として消費税の増税を狙っている。その最初の一手としてインボイス制度の実施による税収増が目論まれている。自営業者にとって実質上の免税点廃止は、廃業宣告にも近いもので、なんとしても中止に追い込みましょう」と参加者によびかけ、詰めかけた参加者からは大きな拍手がおこっていました。
リレースピーチでは6人が発言。東映女優の稲垣さんは「私は戦争経験者として、戦争準備に私たちの税金を使うのは断固反対です。インボイス制度を中止に追い込むため頑張りたい」と決意を語りました。
閉会のあいさつでは京建労の山中副委員長がマイクを持ち、資材高騰など建設業者の厳しい実態を報告。京建労として最後までたたかいぬく決意を語りました。
集会終了後は四条河原町までデモ行進を行いました。なお全国で行われている集会をオンラインで繋いでエール交換を行う予定でしたが、国会前に予想を超える多くの仲間が駆けつけたため、混乱を避けるため中止となりました。

【建築ニュース1228号(2023年7月15日付)】

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