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アスベスト京都3陣訴訟第9回期日/蝕まれた体 企業は早く謝罪を

2024年2月5日

 1月15日、京都地方裁判所で関西建設アスベスト京都3陣訴訟の第9回期日が行われ、原告団や支援者など97人が参加しました。
今回尋問に臨んだ本人原告の鎌田さんは、現場の資材運びや養生、片付け、掃除、ボードの切断、ヤスリがけなどを行う「補助作業員」として建設現場に従事し、肺がんを発症した方で、本人の希望により氏名や所属などは非公表とします。
この日も101号大法廷で尋問が行われ、傍聴席は支援者などでいっぱいとなりました。
原告側の主尋問から開始され「補助作業員」といった職種の説明やどんな職業の補助を行うのかなど、鎌田さん本人の口から丁寧に説明が行われました。
アスベストに関する作業では「吹き付け材用の綿ロールを機械に入れる作業」や「ボードの切断やヤスリがけ」などの作業に従事していたことを話し、粉じんがもうもうとする中での作業や片付けを行っていたことを証言しました。
心臓病の治療をきっかけに肺がんが発覚し、手術した経過も説明し「医者からはこれ以上よくならないと告げられている。歩くとすぐに息切れをするし、本当に困っている。被告企業にはこのような体にされたことに対して、謝罪をしてほしいのと、しっかり責任をとってほしい」と思いを語りました。
また今回は全国の訴訟でも珍しい「補助作業員」という職種であったためか、被告企業7社から反対尋問が行われました。原告の仲間は現場作業のようすや使用していた建材などを問うた質問に対して、はっきりとした口調で詳しく返答を行っていました。

尋問終了後は場所をこどもみらい館に移して報告集会が行われました。
開会のあいさつに立った秋間労働対策部長はあらためて原告の仲間にねぎらいの言葉をかけ、反省の色を見せない被告企業らに対して怒りをにじませました。
闘争本部からは次回期日の案内があり、2月26日の午後1時に京都地裁前集合で行われる旨の内容を話しました。最後は村瀬書記長の団結ガンバロウで期日行動を締めくくりました。

【建築ニュース1239号(2024年2月1日・15日付)】

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