いらかの波 No.1232
2023年9月19日
10月からインボイス制度が開始される予定だ。何かにつけていろんな雑務がふえ経費がかかる中で、ガソリン代や材料代の高騰で仕事もくらしも大変だ▼仕事も減る中でのインボイス対応。泣きっ面に蜂とはまさにこのこと。制度反対の声を大きく上げて、私たちの生活を取り戻すために野党には国会でさらに頑張ってほしいと思う▼若かりし頃の私は、どちらかといえば無党派で、一つの宗派や党に属するのが好きではなかった。キリスト教や仏教、創価学会、大本教などさまざまなお葬式や結婚式に参加して考え方を学んだりした。政治では自民党の政治を学んだ時には、背景に財界中心の後援団体があることを知り、「これでは国民のための政治はできない」と気づいた▼一時期与党であった民主党も、政権を握れば自民党と手を結んで消費税を10%に引き上げる約束をし、政権から引きずり降ろされた。日本維新の会は国民の中に分断を持ち込み支持を集めているが、分断で党は大きくなっても国は良くなることはない▼いよいよ衆議院選挙が近づいてきている。この数年間、皆さんの目に各政党はいかがうつっただろうか。増税や分断で世の中がよくなっただろうか。よく考えて投票に参加しよう。（剛）
【建築ニュース1232号（2023年10月1日付）】
