いらかの波 No.1228
2023年7月5日
2月に神奈川土建から拡大速報に関する学習会の講師としてお誘いをいただいた。なかなかない分野の学習会だったので、支部時代も含めて自分の活動を振り返るいい機会となった▼学習会には支部や分会活動家を中心に、多くの仲間が参加していて、自分が支部時代や本部に来てから発行した「運動速報」に対して、気を付けていたことや、芯に思っていることを話した。寄せられる悩みや私に向けられたまなざしに、分会や支部で方針を実践している仲間だからこそ見せる輝きを見た。私自身が神奈川の仲間たちを通して多くを学んだ▼京都に帰り、自分自身の運動を振り返ったとき、このコロナ禍で支部や分会、書記局などの機関紙活動家に関われていないことに気付いた。機関紙活動家育成のとりくみに熱心な埼玉土建の協力を得て、同組合のきかんし学校に参加させてもらい、一から人づくりを学び直した▼頭を悩ましながらもまっすぐなまなざしで機関紙に向きあう埼玉の仲間に感動し、あらためて自分がやらなければならないことを再確認した▼「機関紙は仲間と仲間をつなぐ絆」。この言葉を胸にコロナ禍後の組合活動を支え、絆紡ぐ機関紙で溢れる京建労をめざし、活動家育成に尽力したい。（熟）
【建築ニュース1228号（2023年7月15日付）】
