精華町にミサイル保管・整備/2700人が反対でつどう
2025年11月5日
相楽郡精華町にある陸上自衛隊祝園分屯地の弾薬庫が増設され、アメリカ製のミサイル・トマホークなどの長距離ミサイルが保管・配備される計画に反対する全国集会が「けいはんな記念公園」で開催され京建労も参加しました。
10月19日に開催されたこの集会は「私たちは二度と戦争をしたくない！ 平和でこそ文化は香りたつ！～平和と文化を創る祝園・全国大集会～」と銘打たれ2700人が参加。京建労から70人が参加しました。
集会宣言は「武力で平和は守れない（略）政治的立場の有無、支持政党のあるなし、思想信条の違いを超えて、『戦争の加害者にも被害者にもなりたくない！』『長射程ミサイル反対！』と声を上げたい」と訴え、確認されました。集会後のピースパレードでは「ミサイルよりもスマイルを」と声を合わせてアピールしました。
【本部教宣平和部・梨子本部長】
この祝園全国集会は夫婦で参加したいと思っていました。精華町祝園は妻の生まれ故郷だからです。約2700人の参加で圧倒されながらも集会に参加しました。
参加者のスピーチで印象的だったのが、地元で子育て中の女性の発言でした。「攻撃対象になるのではないか？ 家族、地域を危険にさらしてほしくない」と強く訴え、それを聞いた私ら夫婦は心を揺さぶられました。まだまだ知らない人も多いと思います。たくさんの人に関心が広がるよう訴えていきたいと思いました。
【建築ニュース1277号（2025年11月15日付）】
