2026年2月3日
このコラムを読まれている時は、衆議院総選挙の結果の出た頃か。高市首相は自民党総裁就任時に「働いて、働いて」と繰り返しいっていたが、自身の人気が優勢と見るや、衆議院での安定多数をめざし解散総選挙に打って出た▼首相は8月の終戦記念日に靖国神社への参拝を重ねている人物だ。加えて国会での「台湾有事発言」で、中国政府からきびしい制裁を受ける始末に。連立を組んでいた公明党にも三行半をくらい、数あわせで日本維新の会と連立政権を結成した。しかし選挙となると小選挙区で支援されていた公明党票が消えるわけだから、落選危機を迎える自民党候補者も少なくないだろう▼高市首相は今になって消費税を食料品に限って0%にする方針だ。まさに人気取りの策。ある経済学者は実現するにしても、来春以降になるだろうといっていた。私は「甘いエサにはのらないように」と皆さんにいいたい▼真冬に行われる総選挙では寒波の襲来などで、選挙活動にも支障をきたし、豪雪地域ではまさに死活問題だろう。雪かきや路面凍結でまともに政策が有権者に届けられないのではないか。いま日本の政党要件を満たす党は12。各党の主張を聞き、大切な一票を行使しよう。(熊)
【建築ニュース1281号(2026年2月1日・15日付)】