第48回住宅デー 6月8日(日)
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8月6日・9日・15日に「平和の鐘」を

2025年9月3日

【奥丹後・白須書記】
 原爆が落とされた同時刻と終戦の日、丹後地域のお寺でも鐘が撞かれます。原爆や戦争で亡くなられた方のご冥福を祈り、核兵器廃絶を願うとりくみで、今年で31年目になります。奥丹後支部としても参加をよびかけ、網野町の「大林寺」へ参加してきました。
お寺ごとにとりくみ方は異なっており、今回参加したお寺は参加者が自由に撞いてもいいということでした。大林寺への現地参加は、元支部長の木﨑哲生さんご夫婦と書記局1人でした。
寺院ごとには小規模でも、たくさんの場所で打ち鳴らされた、平和を願う鐘の音が鳴り響き、それぞれの地域(村々)から戦没者のご冥福をお祈りしました。
2025年8月6日(広島被爆)、9日(長崎被爆)、15日(終戦日)に開催した丹後地域の「平和の鐘」のとりくみは、37ヵ寺で参加者のべ374人。2024年より1ヵ寺がふえて、参加者も37人ふえました。
「平和」について考える機会となるこの「平和の鐘」というとりくみは日本全国で行われていますが、丹後地域は「平和を考える丹後の会」がとりくみへの参加継承を長きにわたって社寺に働きかけて広め、継承してきた点で、特筆すべきものです。このように地域ごとに集約ができるようなとりくみではないのが一般的です。「平和を考える丹後の会」は現在、吉田兼三さん(元京建労副委員長)が代表を務めています。
地元の「十方院」で鐘を撞いた吉田さんは「先輩たちが長年にわたり築いてきたとりくみが自分たちが住んでいる地域から広がっていくように頑張っています。たとえ少人数でも一人ひとりが主役のとりくみです」と語ります。

【建築ニュース1273号(2025年9月15日)】

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