

2021年4月2日
2011年に発生した、東日本大震災から10年を迎えた3月11日に放送された、「KBS京都ラジオ」と「α‐STATION」の防災キャンペーン特別番組に京建労は協賛しました。
同番組は「KBS京都ラジオ×α‐STATION 防災スペシャルプログラム『つくる、きょうと。』」と題して、大震災の教訓から学ぶことなどを、防災の専門家として立命館大学理工学部准教授の金度源さん(キムドウォン・歴史都市防災研究所・社会連携担当)をコメンテーターにむかえて1時間にわたって放送されました。
京建労からも平山幸雄執行委員長が出演して、建設労働者の立場から京建労が被災地での災害支援などを行ってきた、住宅関連のボランティア活動や、災害時の仮設住宅建設に関わる京都府との防災協定、震災当時は左京支部の支部長として被災地に出向いて感じたことなどを発言しました。
平山委員長はインタビューに答えて「1995年の阪神・淡路大震災の時から、救援ボランティア・救済募金・住宅ボランティアにとりくみ、『困難あるところに旗を立てる』というのが京建労の伝統になっています。東日本大震災では津波で町が消えてしまっている状況を目の当たりにしました。残された住宅の基礎を見て、我々はそこに何があったのかが想像でき、胸の詰まる思いでした。建築の技術・経験をいかして被災者支援ができるかを中心に、社会貢献を考えていきます」と話し、出演者からも期待の言葉がありました。
【建築ニュース1180号(2021年4月15日付)】