2023年12月6日
「米軍基地いらんちゃフェスタin丹後2023」が11月12日に開催され、会場となった京都府丹後文化会館に全体で約350人が参加しました。
京建労からは京都市内・南部の仲間が大型バスで本部を出発して、途中で中丹地域の仲間とも合流し、会場のある峰山町へ向かいました。現地で北部支部の仲間とも合流してあわせて63人が参加。雨も心配されましたが、集会後に行ったアピールデモが終わるまでは傘を使わずに済みました。
京丹後市の経ヶ岬に米軍Xバンドレーダー基地の建設が始まった2014年から開催されている「米軍基地いらんちゃフェスタ」は、2020年のコロナ禍でも現地参加を縮小(2021年は完全オンライン)するなどしながらも毎年継続してとりくまれ、京建労も参加しています。
「京都府にも日本のどこにも米軍基地はいらない」と主張し、米軍基地があることでおこる問題を監視して、改善を求める声をあげています。
現地報告を行った「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」の永井友昭さんは、問題点の整理として、交通事故問題・土地規制問題・発電機問題・排水問題などをとりあげて、「米軍基地はいらないと発信すると同時に、大軍拡で戦争準備を進める岸田政権へも『NO』の声をあげよう」とよびかけました。
集会では「米軍基地は日本を守る守護神か‐異次元の軍拡と『新たな戦前』の危機」と題し、沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛さんの講演が行われました。
【建築ニュース1237号(2023年12月15日付)】