2025年11月5日
先日、父の一周忌法要を無事にとり行いました。あっという間の一年でした。享年78歳、少し早かったように思います。父は人一倍健康には気遣い、運動が好きで元気にしてくれていましたが、心臓が悪さをしたみたいで突然、お迎えが来たようです▼当時は突然のことで母をはじめ家族全員、動揺を隠せませんでした。私は長男という自覚から気丈に振る舞っていました。すでに経験された方も多いと思いますが、本当にやることが多いですね。喪主を務めた私は初めての事だらけで四苦八苦で、悲しむ間もなく父を送ったことを思い出しています▼葬儀を終えても、役所関連の手続きや、お寺さんと法要の相談、色々と経験させていただきました。今思えば父が最後に私に与えてくれた試練だったように思います。1年が経ち、母も家族も日常生活に戻り、それぞれ前を向き、父の分まで頑張っています。時々思い出話もでます▼父の生前、母からはよく愚痴を聞かされていましたが、今ではいい思い出しかないようです。私自身、多くの心配をかけ、親孝行らしいことができず後悔ばかりですが、これから母と家族を父に代わって守り、安心してゆっくりしてもらえるように精進しようと心に決めました。(忠)
【建築ニュース1277号(2025年11月15日付)】