2021年11月4日
全国各地の建設現場で設置されている建設キャリアアップシステム(CCUS)ですが、京建労でも組合員中心に多くの問い合わせが寄せられています。支部も事業所を中心にさまざまな働きかけが行われており、建設現場での広がりが感じられます。
10月22日、伏見支部事務所でCCUSの登録に関する制度説明会&記入会が開催され、14事業所が参加しました。講師は京建労本部から松原書記次長と、実務補助として西口書記が担当しました。
まず初めに制度のあらましや、建設現場への導入の意図などが説明され、建設業界の将来的な展望も語られました。
松原書記次長は「CCUSの登録で、建設従事者の作業歴を蓄積し、仕事や単価の評価基準として活用もめざしています。技能者は4段階に分けられ、各業種ごとに評価基準が定められています」と説明。各事業所の代表者も真剣に話を聞いていました。
その後に行われた記入会では実際に登録用紙に記入してみる演習も行われました。松原書記次長が記入項目ごとの詳細を説明し、西口書記が参加者に直接アドバイスをして登録用紙を完成させていきます。参加者からも「難しくはないんだけれど、メールアドレスの記入など重要なことが聞けて良かった」などの感想が寄せられていました。
また質疑応答では「グリーンサイトとのかかわりはどうなるのか」や「京建労が開催中の技能者登録費用支援キャンペーンの詳細について教えてほしい」など多くの質問が出されました。松原次長は「CCUSは現在、急速に現場で利用がふえている。お困りの仲間がいたら京建労を紹介してほしい」と訴えました。
【建築ニュース1193号(2021年11月15日付)】