

2024年6月3日
5月16日、京建労会館で京都市の耐震改修助成制度「まちの匠・ぷらす」についての学習会を21人の参加で行いました。
申請先である京安心すまいセンターから、住宅ストック改善担当係長の中谷さんを招いて、制度概要と申請書の書き方の説明が行われました。参加者からの質疑応答では制度に関する多くの質問が出されました。
中谷さんは「前身の『まちの匠』事業は過去8年間で約6300件の利用があったものの、2022年度、2023年度は休止状態となった。今回2年間の限定にはなるが、補助金を増額して対象工事も広げ、新しく「まちの匠・ぷらす」として再開します。京都市としてはこの2年間で住宅の耐震化率を上げたい考えです。京建労の皆さんもぜひご活用ください」と話しました。
その他の説明では工事前、工事中、工事完了後の写真を同じ方向から撮ることなど申請時の注意点をあげました。
参加者からは、「今回の対象とはならない昭和56年6月以降に建てられた住宅でも、構造評点が低いものが多くあるので、補助に向けて検討してほしい」、「前提となる耐震診断は誰でもできるのか」など多くの要望・質問がありました。
【建築ニュース1247号(2024年6月15日付)】