2025年11月19日
全京都建築高等職業訓練校は、11月8日に京都パルスプラザで行われた京都ものづくりフェア2025に出展しました。また今回は京建労技術住宅対策部として「木工教室」を出展し、参加した子どもたちにものづくりの楽しさを体験を通して感じてもらいました。
京都府や京都市、京都府職業能力開発協会などで構成される実行委員会により催された京都ものづくりフェアは、京都産業を担うものづくりの技術・技能の素晴らしさを紹介し、ものづくりへの関心を高めるイベントです。毎年秋に開催され、訓練校でも訓練生の作品展示などで参加しています。
参加団体は建設関係の訓練校・組合などのほか、印刷関連団体が作品展示や体験コーナーで出展したほか、料理関係の団体が和菓子製作体験や寿司体験教室を行い、来場者からは喜びの声があふれていました。
またものづくりフェアと同じ会場で、2025年度京都府職業能力開発促進大会(主催・京都府、京都市、京都府職業能力開発協会他)が行われました。同大会では技能検定の推進において功績が顕著な団体と個人に対する協会長表彰が行われました。
団体表彰では技能検定優良団体として京建労が選出され、平山執行委員長が仲間を代表して登壇、表彰を受けました。同じく個人では技能検定委員をつとめる有馬さん(左京)が表彰を受けました。
京建労の「木工教室」も大盛況で、子どもも大人も一緒になってキットで椅子をつくったり、端材を活用して踏み台を作成したりと終始ブースからは槌音が響いていました。
要員の仲間も汗だくになりながら道具の使い方を教えたり、加工のお手伝いをするなど忙しい時間を過ごしていました。
参加した市民からも「ちょっとした台が欲しかったから助かった」と喜びの声も寄せられていました。
【建築ニュース1278号(2025年12月1日付)】