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中小企業支援策とセットが重要/「物価高だからこそ賃上げを」

2022年8月3日

 2022最賃引き上げ署名提出行動が7月20日に開催され、京建労からは京都市内の支部と本部含めて9人が参加。中京区の御射山公園から烏丸御池までデモ行進を行いました。

昼12時20分から中京区の御射山公園で行われた集会では、労働団体や民主団体の仲間が各組織でとりくんだ「2022最賃引き上げ署名」をたずさえ参加しました。
提出行動に先立って京都総評の梶川議長は「春に行われた京都府知事選挙と先日の参議院選挙では、どちらも国民の生活苦が大きな争点となりました。とりわけ参議院選挙では『30年間上がっていない賃金』と『消費税増税と物価高』が大きな争点となり、国民の関心が大きく寄せられることとなりました。やはり今こそ中小企業支援策とセットになった最賃引き上げが、日本経済と国民を救う一手だと確信しました。ぜひともわたしたちの要求を実現しましょう」とあいさつしました。
リレートークでは3人の仲間がマイクを持ち、それぞれの立場で最賃引き上げの必要性を訴えました。中でも全国一般労働組合の仲間からは、「非正規や中小零細企業で働く仲間が加盟する全国一般労組では、最賃引き上げの要求に関して自身の働く会社の負担がふえて経営悪化につながるのではないかという不安を抱える仲間が多いのも事実です。そういう部分でも『中小企業支援策とセットで』という要求が重要だと考えています」と全体的な支援策の重要性を語りました。
集会終了後は烏丸御池までデモ行進し、お昼休みのビジネス街で「最低賃金を1500円に引き上げよう」「物価にあわせた賃金を」と訴えました。
なお京都労働局との交渉には本部賃対部の村瀬書記次長と池田書記が参加しました。

【建築ニュース1209号(2022年8月15日・9月1日付)】

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