

2017年11月13日
9月から始まった秋の仲間ふやし月間。各支部は組合員宅や事業所への訪問を行い対話を重ねてきた。建設業に従事している人はすべて対象者だと認識し、声をかけていれば身近なところから出てくるもの▼現場だけではない。町内や地域の情報がとても大切になる。組合員宅への訪問をしっかりと行い、対話しなければ仲間ふやし運動は前にすすまない。今の時勢、居住地や所属支部に関係なく訪問できる体制をつくるのが急務なのかもしれない。転入者を訪問したら今いる組合員宅のすぐ近くだった、なんて話はよくあることだ▼政治では安倍政権が臨時国会の冒頭に衆議院を解散するという暴挙に出た。多くの課題を先送りし、疑惑を煙に巻きたい思惑が丸見えだ。自身の疑惑を隠し解散すれば何事も帳消しだと思っているのだろうか。そんな政権には「退場」のカードがおあつらえ向き▼この国のすすむべき道をどうするのか、憲法は、社会保障は、消費税はどうするのか。この選挙、大切な選択をしなければならない。労働組合として要求実現をめざすには組織の拡大強化は避けて通れない。そして選挙は要求実現の絶好のチャンスなのである。今こそ仲間と対話。京建労の本領発揮だ。(刈)
【建築ニュース1111号(2017年11月1日付)】