2018年4月16日
京都府知事選挙は、4月8日に投開票され、京建労も加わる「民主府政の会」と幅広い市民で結成した「つなぐ京都」から弁護士の福山和人さんが立候補しました。
国政与野党5党相乗りの官僚候補を相手に、勝利はできなかったものの、4年前の「民主府政の会」候補から約10万票ふやし、31万7356票(得票率44・1%)を獲得。まさに“大健闘”の結果でした。
日夜、支部・分会の行動に奮闘された役員のみなさん、投票所に足を運んでくれたみなさん、全国から熱い期待と支援をいただいたみなさん。福山知事実現にご協力いただいたすべての仲間のみなさんに感謝を申し上げます。
京建労としても、関西建設アスベスト京都訴訟・弁護団事務局長として建設従事者の命と尊厳をかけたたかう同志・福山さんの立候補決意に心打たれ、“最高の候補者”の思いをさらに強め、「つなぐ京都」の最大部隊として、陣営をけん引しました。
京建労は知事選挙に当たって「7大要求」を掲げ、とりわけ「賃金は上がっているはず」と現場の声に耳を貸そうともしない山田府政を、「若者が育つ建設産業に逆行する府政」と断言。2月27日の府庁包囲行動をはじめ要求を掲げて京都府に迫りました。
今回の知事選で築いた到達と広げた共同、そして大幅現勢増を勝ちとった私たちのたたかいを確信に、「7大要求」の実現と、2年後の京都市長選はじめ各自治体革新のたたかい、そして4年後の次回知事選に向け、捲土重来を期して、再び元気よくたたかいをスタートさせましょう。
2018年4月10日
全京都建築労働組合
執行委員長 吉岡徹