2019年1月1日
認定職業訓練の実施状況が極めて優良で模範的な団体や、その振興・育成に貢献した功労者などに贈られる、「職業能力開発関係厚生労働大臣表彰」で、全京都建築高等職業訓練校で長年にわたって講師を務めてこられた西山恒夫さん(66・右京)が、京都府職業能力開発協会からの推薦を受けて、11月21日に明治記念館(東京都港区)で功労賞表彰されました。
【右京・西山恒夫さん】
訓練校の講師になったのは1996年からで、今年で22年になります。
大工修行は、今も昔も工務店での仕事が中心で、勿論大事なことに変わりはありません。プラス、訓練校に入って、集団で勉強するという経験をすることも大変良いものだと、お勧めしたいと思います。
訓練生をみても、私自身の経験でも、訓練校という場所はその後の人生を通したかけがえのない仲間ができる場所です。
パソコンの勉強と、正しい差し金の使い方などの大工技能をしっかりと勉強しておくことは、大変に大きなプラスとなります。
「大工と雀は隅で泣く」。隅が綺麗におさまる仕事ができるようになると面白いものです。訓練校でお待ちしております。
【建築ニュース1136号(2019年1月1日・15日付)】