2024年2月5日
1月13日、京都建設じん肺・アスベスト被害者と家族の会「たんぽぽの会」は総会と交流会を京建労会館の3階ホールで開催しました。対面での開催は実に5年ぶりとなりましたが、33人の仲間が参加しました。
当日は弁護団事務局長として被害者救済に尽力してきた弁護士の福山和人さんも京都市長選挙の候補者活動の中、駆け付けてあいさつを行いました。
福山さんはあいさつで2011年から始まった京都の建設アスベスト裁判闘争を振り返り、「長いたたかいを皆さんとともにたたかってきた。いのちやくらし、なりわいが大切にされる京都市を作っていきたい」と決意を語り、仲間も大きな拍手でエールを送りました。
たんぽぽの会からは寒空の中、喉を酷使している福山弁護士を気遣って、のど飴をプレゼントしました。代表して共同代表の1陣原告・中尾知満さんが手渡しました。
総会では2陣原告の北村せつ子さんと3陣原告の端明さんが新たに役員に加わる体制案を含めた全議案が承認されました。
総会の後はお寿司をつまみながら交流会を行い、仲間どうしで近況などを語り合いました。「もっと2陣や3陣の人に参加してほしかった」や「次はレクを開こう」など話は尽きませんでした。
【建築ニュース1239号(2月1日・15日付)】