2024年9月17日
久御山町や宇治市で九条ネギの大量窃盗被害が相次ぐ中、他の農作物もいつ狙われるか分からない現状です。これは農作物だけの話ではなく、建設現場での防犯意識がどれだけ高いかの問題としても問われています▼判明している被害の中で、最大規模は約858キロ、時価にして約115万5400円相当にも及ぶとのことです。数字だけを見てもいまいちピンと来ないのは、危機管理が足りないからだろうか▼農作物は動物による被害だけではなく、人からも守らなければならない現代。犯人に対して同じ人として悲しいというよりも情けない気持ちになってしまいます。京建労の工具保険に入れば、大切な機械や工具を守ってもらえるとはいえ、狙われないようにするのが一番良いですよね▼窃盗をする人は必ず下見をしていて、逃走ルートを決めています。不審な車や人物を見つけた場合、ためらわず通報することが大切です。こういった事件がなくなっていく世の中になって欲しいものです▼人と人だけではなく、地域とのつながりを大切にし、社会の中で生き甲斐を持つことが重要だと思います。それが健康で心豊かな人を育んでいくことにつながるのではないでしょうか。(志)
【建築ニュース1253号(2024年10月1日付)】