2026年1月3日
現在訓練校には6人(第56期生2人、第57期生4人)の若手技能者が「名うての技能者」をめざして切磋琢磨しながら学んでいます。
働く場所はそれぞれ違いますが、毎週水曜日に訓練校につどい、同級生として絆を深めあっています。入校して8ヵ月経つ第57期生に、訓練校に入って良かったことなどを聞きました。
【谷口さん(20歳)】
社寺の仕事をしておられる先生に技術だけではなく、大工の精神や道具の扱いまで教えてもらえたことが、大きく現場に生きています。カンナの直し方を先生に教わり、現場でも活用しています。
【髙田さん(30歳)】
会社の業務の中で感じた疑問を訓練校の先生方に相談して解決できたことがありました。仕事のことで「相談できる場所」があるのはとても良いなと思いました。
また製図の訓練を通して、建物の構造について認識が深まったこともこの8ヵ月の成果だと思っています。
【北山さん(22歳)】
自分は新しいつながりがたくさんできたことが通っていてもっともよかったことです。同級生や先輩はもちろん、実際に現場で活躍されている先生方ともフランクに話せる雰囲気の学校なので楽しく過ごせています。
【澤田さん(19歳)】
私は訓練校で学んだ墨付けの技術が現場におおいに生きています。
現場では学べなかったことや、深く聞けなかったことを立ち止まってしっかり聞ける環境なので助かっています。あと何よりも良い先輩と同期ができたことが、訓練校に来て良かったことです。
若手建築大工職の育成に実績のある、京都府知事認定・全京都建築高等職業訓練校が、長期訓練「木造建築科」2026年度・第58期訓練生を募集しています。
授業は、毎週水曜日午前9時~午後5時。週5日は親方の下で働きながら、1日は訓練校で学び、修了時には技能士補や作業主任など、資格取得特典もあります。
訓練期間は2年間で、夏・冬・春休みがあります。有資格の教官が指導にあたります。原則建築大工・工務店勤務の18歳以上で、おおむね30歳未満の方が対象です。
連絡先は、全京都建築高等職業訓練校(京建労会館内担当まで)☎075‐662‐5321。
【学費など】入校金1万円(初年度のみ)。年間授業料6万円・給食代4万円。研修旅行積立金月3千円。このほか授業に合わせて手道具や製図用具などが必要です。
【訓練期間】2年間。4月初旬入校式。
【定 員】10人。
【1次選考】3月中旬、作文と適性検査。
【2次選考】3月下旬、面接。
【選考結果】4月上旬、通知。
【訓練場所】京都府立京都高等技術専門校内(京都市伏見区流池町「くいな橋駅」向かい・自動車、バイク通学が可能)
【事業主助成】訓練生に雇用保険をかけておくと、申請により登校日の賃金の一部が、国から事業主に支給されます。
毎週水曜に訓練中
事業主や受講希望者の見学歓迎
【建築ニュース1280号(2026年1月1日・15日付合併号)】