2025年11月19日
11月3日、京都市東山区の円山公園音楽堂で開催された「生かそう憲法 守ろう9条11・3憲法集会in京都」には、全体で1600人、京建労から206人が参加しました。
急な雨に見舞われた「文化の日」、この日は日本国憲法が公布された記念日であることから祝日に指定されています。
集会が開始される際には止んだ雨。傘を手にした多くの人が円山公園音楽堂に続々と集まりました。
講演を行った、テレビでのコメンテーターとしても知られるジャーナリストで朝日新聞編集委員の高橋純子さんは「私たちのやっていることは無意味ではない。私たちの姿を見ている人がきっといる。私たちの後に続く人がいる。この憲法を必ず後世に受け渡していくんだ」と参加者を励まして、行動をよびかけました。
確認された集会アピールは「人類の進歩に逆行する極右・排外主義が発言力を高めることに警戒を強め、民主的平和憲法を固く守り、平和と人権の旗のもとに、幅広い市民の共同を作り上げる」と宣言しました。
集会後の「憲法ウオーク」では、「軍拡・増税絶対反対」「戦争準備を今すぐやめよう」などのシュプレヒコールをあげながら、多くの観光客でにぎわう四条通りから河原町御池まで歩きました。
京建労本部が作製した横断幕には、日本語のほか9つの言語でメッセージを掲載して歩きました。
この集会は、憲法9条京都の会と9条改憲NO!全国市民アクション・京都の主催で開かれており、京建労からは、5月3日の「憲法記念日」の集会とあわせて毎年仲間の代表が参加しています。
【建築ニュース1278号(2025年12月1日付)】