2025年11月19日
「米軍基地いらんちゃフェスタin丹後2025」が11月9日に開催され、全体で450人、京建労から73人が参加しました。
近畿唯一の米軍基地である「Xバンドレーダー基地」に反対するために京丹後市峰山町にある丹後文化会館に多くの人が集まりました。
京建労からは、京都府南部・乙訓・市内支部の仲間が京建労本部駐車場に集合して大型バスで現地をめざして出発(口丹地域は「道の駅・味夢の里」で乗車。一部の支部は自家用車)。北部地域の仲間たちと現地で合流しました。
京丹後市丹後町宇川の航空自衛隊経ヶ岬分屯基地に隣接して建設されたレーダー基地は、2012年2月、日米首脳会談で設置が合意され、2014年5月、住民の反対を押し切り工事開始。2014年12月より本格稼働しました。
それ以来、昼夜を問わず騒音を上げ続ける発電機や、事前の住民説明会で約束された「軍属の集団居住・集団通勤」も反故にされ各所の民間アパートにバラバラに居住しているなど、京丹後市も把握すらできない実態が続いています。
米軍属がおこし、当初警察が物損事故とあつかった交通事故も、実際には人身事故と分かっても米軍は事実開示も行いません。
集会には祝園・舞鶴・福知山・宇川の住民団体が参加報告し京都府内全域で危惧の広がる、アメリカいいなりの軍備強化に警鐘を鳴らす集会となりました。

【建築ニュース1278号(2025年12月1日付)】