2026年10月19日
10月2日、「現場で働く女性の交流会」が京建労会館で行われ、組合内外から19人の女性技能者が集まり、交流を深めました。内装床や配管工、リペア、造形、設計、ビルメンテナンスなど多種多様な職種の仲間が、自分たちが活躍する建設現場が「もっとこうなるとみんな働きやすいのに」と感じることを語りあい、思いを共有しました。
司会に立ったのはビルメンテナンスの仕事に従事する中尾さん(左京)。「今回は初めてとなる交流会にご参加いただいてありがとうございます。皆さん、さまざまな思いを抱いて働いているかと思います。今日は女性だけの交流会ですので、いろいろ語りあいましょう」とよびかけ、交流会がスタートしました。
最初はそれぞれ職種や参加に至る経緯など自己紹介をしながら、「現場のここがよくなれば」と感じることを出しあいました。
「現場のここがよくなれば」の中で多く語られたのが「トイレ」に関する問題でした。中には「我慢を重ねて膀胱炎になった」と話す仲間もいて、男女共用や設置場所、清潔さなどさまざまな角度から問題意識が出されました。
参加したベテランの技能者は「長年、トイレに関して感じていたことをみんなで共有できてほんとに嬉しかった。みんなも同じ思いで、同じ辛さ感じてたと知れただけで、今日来れて良かったと思う。現場を変えられるかもしれないという希望が見えた」と感想を寄せてくれました。
中盤には交流会開催のよびかけを行った仲間を代表して、秋間さん(山科・内装床)から、女性技能者でつくるチーム「NO COLOR結(むすび)」の活動報告と参加の声かけも行われました。秋間さんは「私たちの訴えは人間としての主張だと思っています。それを実現して環境がよくなったら、男性も含めてみんなが働きやすい建設現場になって、『現場エエやん』っていわれる未来が来ると思っています」と語り、参加者にチームや発信専用のLINEグループへの参加をよびかけました。
続けて西村さん(西京・鉄工)から、「2027年8月までに、いまよりもいい環境になっていることを意識して、府議会への陳情や大手企業交渉に臨んでいこうと思っています」と今後の具体的なスケジュールについて紹介が行われました。
参加者たちは時間いっぱいまで名刺交換や交流を重ね、最後はそれぞれの指を合わせて記念撮影を行って交流会は閉会しました。
【建築ニュース1297号(2026年11月1日付)】