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アスベスト闘争

関西建設アスベスト京都3陣訴訟で判決/建材メーカーの責任認め勝訴勝ちとるも課題残す

2026年10月2日

 関西建設アスベスト京都3陣訴訟の判決がいいわたされた9月25日、京建労の本部・支部からの支援76人を含む総勢120人が京都地裁に結集しました。
 判決では、7月17日に和解成立した1人と被害者13人について、被告石綿含有建材製造メーカーの責任を認め、被告メーカー5社に対し1億2896万4000円の支払いを命じる原告勝訴判決をくだしました。一方で、解体工1人とガス配管工1人の救済は拒否する、現場実態からかけ離れた不当な判断もくだされたことは誤りであり、克服されるべき課題を残す判決ともなりました。たたかいは大阪高裁へと続きます。今後とも、被害者全員の早期完全救済と被害根絶のため、引き続きのご支援をお願いします。


 京都地裁前に多くのマスコミがつめかけ、テレビカメラも並ぶ中で行われた「入廷行動」では、原告と弁護団を先頭に京建労の仲間や支援の皆さんが隊列をつくってシュプレヒコールをあげました。
支払いを命じられた被告メーカーは、ニチアス・ノザワ・太平洋セメント・A&AM・MMK。
本判決を積極的に評価できる点は、広範な作業にあたっていた手元作業員の救済を認めたことや、吹き付けロックウールについての太平洋セメントの主張をしりぞけて同社の責任を認定し、各種スレートボードのシェアを種類別に認定して軟質フレキ板に関するノザワ・A&AMの責任を認めたことがあげられます。
 不当な判決となった解体工1人とガス配管工1人の救済を拒否した理由については、外装材の屋内での切断等加工が一般的とは認められないとして予見できなかったとしたこと、吹き付け材の危険性への予見可能性を1975年以降に限定したことで、建設現場でのアスベストばく露の実態からかけ離れたものです。
閉廷後に行われた記者会見と、場所を鴨沂会館に移して行われた報告集会では、被害者本人・遺族原告が全員救済されるまで、全力でたたかい続ける決意が語られました。

【建築ニュース1296号(2026年10月15日付)】

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