第49回住宅デー 6月14日(日)
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世界で広がる戦火 憲法9条が生きるとき/核兵器の廃絶訴えヒロシマへ

2026年7月6日

 太平洋戦争の終戦から今年で81年を迎えます。太平洋戦争では日本人だけでも310万人もの人がいのちを落としました。その悲惨な教訓から私たちは「二度と戦争をしない」と決めた平和憲法をつくり、守り続けてきました。いま世界では「戦中」といわれるほど各所で戦火がおこり、多くの市民が犠牲になっています。80年以上平和を守り、育み続けた日本だからこそ世界に果たせる役割があると、「反戦平和」を掲げてアピールする市民たちがいます。


6月21日、山科区の「ラクト山科公園」で東京から広島に向けてデモ行進を行う、「2026年原水爆禁止国民平和大行進」の引き継ぎ式が行われました。
5月6日に東京都を出発した同行進は、8月4日に広島県の平和記念公園到着をめざして各地の市民とともに、「核兵器廃絶」と「憲法9条を守ろう」を訴えながら行進が行われます。
この日は滋賀県から京都府への引き継ぎとして、東京から広島まで通しで行進する仲間や、京都府内を通しで行進する仲間がマイクを持ち、平和を望む思いや通し行進にかける決意を参加者に語りました。
東京から広島まで通しで行進を続けている、長崎県出身の女性は「私は被爆2世です。被爆者である母がいつも私に、戦争は絶対にしたらいかん、憲法9条は絶対守らんといかんと言っていました。今回はその母の思いとともに広島に向かっています」と通し行進にかける思いを語りました。
山科区での引き継ぎ式を終え、東山区の地下鉄蹴上駅から京都市役所前までデモ行進を行い、あらためて市民に「世界から戦争と核兵器をなくそう」と訴えを行いました。
なお国民平和大行進に連帯する形で京都府内各地でも、6月から7月にかけて行進が行われています。


短歌、座り、アート、環状線etc/「戦争反対」多様な形広がる

戦争法の廃止を求める「19日行動」が6月19日、午後6時30分から京都市役所前で行われ、多くの市民が参加。市役所前での演説会やデモ行進を通して、道行く市民に世界平和の大切さを訴えかけました。
5月31日に東京で行われた「若者憲法集会」に参加した青年が弁士に立ち、その場で感じた熱い思いを参加者に語りました。
青年は「いま高市政権が狙うのは、日本を破滅へと向かわせる改憲です。決して日本や世界に平和をもたらすための改憲ではありません。なんとしても止めなければならないと強く思いました」と訴え、参加者も大きな拍手でエールを送りました。
続いて現在、さまざまな形で広がり続ける「戦争反対」という意思表示の形について報告も行われました。鴨川沿いで平和を願う短歌を詠む集会や、街頭でみんなで絵を描いて反戦を表現したり、鴨川沿いに等間隔で座り、思い思いのプラカードを掲げたり、大阪環状線の駅ごとでスタンディングを行ったりと、若者の間でアイデアを活かした多様な表現方法で、楽しみながら平和を訴えていることが報告されました。


世界が平和であるために/家族みんなで企画に参加を

【平山幸雄委員長】

私たちは今、「戦中」にいるといえます。アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃は、資材不足という形で日本の建設業に大打撃を与えました。「世界が平和であること」がいかに尊いことなのか、皆さんも骨身に染みて実感されたのではないでしょうか。
京建労が結成された1950年は戦後復興の最中でした。私たちの仲間にも戦地から引き上げてきた人や、本土で被害にあわれた人が多くいました。そうした先輩たちが「二度とあの戦火を繰り返さない」「二度と自分たちが建てた家を戦争によって壊すようなことはさせない」と「反戦・平和」を組合の根幹に掲げてたたかいを広げ、これほどまでに大きな組合をつくりあげてきたのです。
京建労の各支部では平和にかかわる多くの企画をこの夏も実施します。ぜひ皆さんも家族でいっしょにとりくみに参加し、「世界が平和であること」をみんなで願い、実現しましょう。

【建築ニュース1291号(2026年7月15日付)】

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