2023年2月6日
京建労では2月と3月を「春の大運動」期間と位置づけ、仲間ふやし運動や賃金引き上げ、処遇改善などの諸要求実現に向けた活動をとりくんでいます。1月22日にガレリアかめおかで「春の大運動活動者会議」を開催。3年ぶりに全支部の仲間が一堂に会し、「春の大運動」を大々的にスタートさせました。
午後1時に開始された活動者会議は全20支部と主婦の会、青年部、本部役員など247人が会場となるコンベンションホールに集合。2022年5月の本部大会以来の大きな集まりに、会場のところどころで支部間を超えた交流も行われていました。
開会のあいさつに立った平山委員長は「秋の仲間ふやし運動を経て、この春の大運動が賃金引き上げ、処遇改善へ向けた大きな一歩となる運動にしていきたい。そして何よりも、インボイス制度中止・廃止に向けた運動に最大の力を発揮していただきたい。この春の大運動を元気に出発し、要求実現と一斉地方選挙勝利へ弾みをつけよう」と仲間によびかけました。
講演では下関市立大学教授の関野さんから「2023年の経済情勢」と題し、物価の高騰や円安が日本経済に及ぼす影響などの解説が詳しく行われ、参加者もレジュメにメモを取りながら真剣に聞き入っていました。
来ひんのあいさつでは、京都総評議長の梶川憲さんと日本共産党衆議院議員の穀田恵二さんが登壇。大運動成功へエールを送りました。(ともに2面参照)
活動者会議では秋の仲間ふやし月間の到達に関する表彰も行われ、月間目標達成支部や、主婦の会や青年部の目標達成も含めた「トリプル達成」支部が登壇し、満場の拍手でその健闘をたたえました。
記念講演のふたつ目として全建総連書記次長の奈良統一さんから建設情勢も含め、インボイス制度中止・廃止に向けた動向などが報告されました。
今回は感染対策から食事も含めた「出陣式」は行わず、「各支部からの決意表明」として支部ごとに参加者が登壇し、仲間ふやし目標達成へ決意を語りました。伏見支部は2022年NHK大河ドラマだった「鎌倉殿の13人」を模した寸劇を披露。仲間ふやし年間目標達成へ臼井支部組織部長が決意を力強く語りました。舞鶴支部ではコロナ前に新調した法被をみんなで着て登場。藤田支部長は「久しぶりに皆さんに会えて、新たに作った法被も披露できてとても嬉しい」と笑顔で話しました。
本部組織部を代表し、出口組織部長が「目標達成にはみんなの力が必要」と訴え、春の大運動でも仲間の活躍への期待を語りました。最後は団結ガンバローを唱和し閉会しました。
【建築ニュース1218号(2023年2月1日・15日合併号)】