2018年2月26日
1月21日に行われたアスベストのいっせい宣伝行動で、ひときわ熱のこもった対話を行っている仲間がいました。
綴喜八幡支部の村上さんは、地元の老人会や町内会、仕事関係のつながりなどですでに200筆を超える公正判決署名を集めています。
村上さんにその思いの原動力についてうかがいました。
【綴喜八幡・村上さん】
私が本部執行委員だったとき山科選出の執行委員だった故・小林栄一郎さんや、洛南支部で役員をされていた故・青山輝雄さんなど、交流を深めていた仲間たちがアスベスト疾患にり患しました。体が蝕まれ傷つきながらも原告としてたたかわれていた姿に強く心をうたれました。
そして私が傍聴席で目にしたのは、命を削りながらもたたかう仲間に反し、責任回避に終始する国や建材メーカーの姿勢。心の底から怒りが湧きおこりました。
私も建設従事者として他人事とは思えませんし、亡くなった仲間の分まで署名への協力を訴え、たたかい抜きたいと思っています。
【建築ニュース1117号(2018年3月1日付)】