

2025年4月15日
先日、孫の描いた絵が「京都市市民防災センター」で展示されているとのことで、家族と見に行きました。私は防災センターに行くのは初めてで、京建労本部の近くにこんなところがあったのかと驚きました▼展示されている絵を探し見つけると、孫は誇らしげに色々と説明してくれ、成長を感じました。一通り見終わり施設内を見渡すと、様々な災害の疑似体験ができることを知りました▼震度7までの地震を体験できる地震体験室、風速32mの強風を体験できる強風体験室などがあり、災害や防災について大人も子どもも楽しみながら学ぶことができました▼帰宅後、家族と防災について話し合い、大きな揺れが来たら誰がどのテーブルの下に潜るのか、避難経路はどうするか、防災グッズはどこに何を用意しようかと確認しました▼「南海トラフ地震」とよく耳にします。約100年~150年に1度の間隔で発生しており、今後30年以内に発生する確率が80%程度だと▼専門家は人的被害を減らすため、自分と家族を守る「備え」と、「自分の命を守る意識」が必要と訴えています。「京都市市民防災センター」、皆さんもご家族や知人と足を運び、災害・防災について話し合ってみられてはいかがでしょうか。(忠)
建築ニュース1265号(2025年5月1日付)