第48回住宅デー 6月8日(日)
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Web建築ニュース

いらかの波 No.1263

2025年3月17日

「25国民春闘」は労働組合主導のたたかいとして、全国労働組合総連合(全労連)を主体とした共闘組織が提唱する、賃上げや処遇改善を求める集中運動期間だ▼私たち建設労組は近年、賃上げと処遇改善運動にもしっかり注力しながら、社会や行政に建設従事者の実態を訴える集中運動としている▼3月6日に行われた中央総決起集会には、関東の土建組合を中心に建設アクションから1200人を超える仲間が結集。集会全体の3分の1を超える仲間が建設従事者だった▼国会議事堂にもほど近い、日比谷公園大音楽堂での開催だったが、政党からの連帯のあいさつは日本共産党とれいわ新選組だけだった。当然だが賃上げにおいて政治の果たす役割は大きい▼連帯のあいさつに立った日本共産党の山下よしき参議院議員は「30年の長期にわたり賃金が据え置かれているのは異常事態」と、国策として現場で働く人たちの賃上げと処遇改善の重要性を語った。れいわ新選組の八幡愛衆議院議員は「とにかく賃上げ、賃上げ」と賃上げを連呼した▼夏には参議院選挙を控える。私たちは「25国民春闘」のたたかいにおいて、政党が果たした役割をしっかり見届けねばならない。未来ある建設産業へ、今こそ立ちあがる時。(熟)

【建築ニュース1263号(2025年4月1日付)】

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