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コロナ×出会い×感謝 「京建労に出会って 世界が変わった」 次世代出身 支部を支える仲間の声

2022年1月3日

 京建労には30代から40代の仲間に活躍の場を提供する「次世代運動」というカテゴリーがあります。2013年から本格的に活動をはじめ、支部の垣根を越えてさまざまな人のつながりをつくってきました。コロナ禍において組合活動が制限される中で、「次世代運動」を経験した仲間が次々と立ち上がり、アイデアを生かしたつながりづくりを行っています。今回は「次世代運動」出身で、支部活動の中心で活躍する二人のお話を聞きました。

勇退仲間に謝意の花束/「コロナ禍の先」楽しみ

長谷波さん(37・大工・醍醐)

 「京建労で活動しなければ憲法9条やインボイス、何より選挙の大切さを知らないまま過ごしてたと思います。大げさにいえば『世界が変わった』かな」と笑うのは醍醐支部書記長の長谷波さんです。2021年から書記長に就任し、仲間ふやしや訪問行動など活躍の場を広げています。
 長谷波さんが初めて活動の場に触れたのは2017年。30代前半で独立し、親方の抱えから住まいのある醍醐支部に異動。班長を引き受けてからです。
 「異動して数年後に班長が回ってきて、独立の一歩として引き受けました。それから分会や支部に顔を出すようになって、企画にも声をかけてもらえるようになりました。本部の次世代企画には、よくわからないまま参加した記憶がありますね」と振り返ります。
 そこから「次世代運動」も含めてさまざまな活動に参加し、分会から支部五役へと組合に深くかかわるようになった長谷波さん。その間に活動を支えてくれたベテラン役員への感謝を忘れていません。

2020年、2021年の秋に行われた「醍醐支部次世代企画・ハロウィン訪問」。コロナ禍で「訪問」が「歓迎されるもの」へと変化した瞬間。この行動の中心にも長谷波さんの存在がある(パンダが長谷波さん)

 書記長となった長谷波さんは初仕事として、この間に支部役員を勇退されたベテラン組合員に、花束をもって訪問し支部として感謝を伝える企画を提案しました。「コロナ禍で大会も書面など簡略されたものになり、みんなからの『今までありがとう、これからもよろしく』をちゃんと伝えられなかった。組合加入がみんなに祝福されるのと同じように、役を勇退されるときも感謝を伝えられる組合にしたかった」と理想の組合像を描きます。
 最後に長谷波さんは「今は『コロナ禍の先』について、みんなでワクワクしながら相談しています。せっかく仲間が寄りあう場所なのだから楽しくなくてはね」と夢いっぱいの未来へ、期待を語ってくれました。

刺激受けた次世代運動/活動は将来の財産に

田畑さん(55・大工・亀岡)

2021年から亀岡支部の支部長をつとめる田畑浩さんは元「次世代運動」の中心メンバーです。2013年に活動を開始した「次世代運動」で、当初から亀岡支部代表として参加し、各企画で重要な役割を果たしてきました。
「大工の道に入ったのは27歳と遅めだったので、いろんなつながりが欲しくて組合活動に参加していきました。仕事や地域での強いつながりづくりに役立っています」と語る田畑さん。40代半ばで参加した「次世代運動」は「とても刺激的だった」と話します。
「私は仲間の意見が聞けて、自分の思いも語れるので、『会議』が好きなのですが、次世代の活動はファシリテーションの活用や自発的な発言など、企画をつくり上げていくうえで行われた『会議』が今後のいろいろな活動の刺激になりました」と当時を振り返ります。
書記長などを経て支部長となった田畑さん。ベテランの役員さんとの役割分担を意識し、大役を引き受けることにしました。この背景にはコロナ禍にあえぐ分会活動の存在があります。
 「亀岡支部では班長さんなどは幾分か若い方も引き受けてくれるのですが、コロナ禍の影響で会議が中止や短縮となり、彼らの意見や思いを聞く場が提供できなかった。私は分会活動が京建労を支えていると思うので、分会集会などは雑談でもいいので若い人たちの意見が聞ける場になってほしい」と、今後注力するべき点を語ってくれました。
2021年秋の仲間ふやし月間では、仲間との接点を持とうと「エントリー式の抽選会」などアイデアを生かした行動にも挑戦しました。こうした行動について「支部の役員は組合員の見本として、楽しく運動をしている姿を見せたいなと思うのです。私たちが楽しく運動していると、若い人も『それならできるかも』と思ってくれるはずです。組合の役は必ず将来の財産になります。それを仲間に伝えていきたいですね」と今後の抱負を語ってくれました。

【建築ニュース1196号(2022年1月1日・15日合併号)】

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