2025年11月5日
10月26日、建設アスベスト被害者と家族の会「たんぽぽの会」秋のレクリエーションが開催され、原告16人と弁護士など22人が参加しました。
6年ぶりとなるレクリエーションで、前回も訪れた「アトリエ泉南石綿の館」を見学しました。大阪・泉南地域は日本のアスベスト被害の原点です。参加者は国の責任を認める画期的な最高裁判決を勝ちとった、泉南アスベスト国賠訴訟の歴史を学びました。
その後は和歌山マリーナシティーに場所を移し、浜焼きバーベキューで交流を深めました。「ひとりぼっちのアスベスト被害者をなくそう」と結成した「たんぽぽの会」も今年で16年。「この会を大切にしたい」と1陣原告でもある長野会長の熱い思いを共有し、笑顔の時間を過ごしました。
【建築ニュース1277号(2025年11月15日付)】