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【緊急啓発】墜転落災害の防止を/災害復旧工事で死亡事故発生

2018年10月11日

亡くなられた仲間のご冥福を祈り 高所作業では細心の注意を払おう

6月の大阪北部地震以降、7月の西日本豪雨、8月の台風20号、9月の台風21号と、府内に甚大な被害を及ぼす災害が頻発しています。
多数の住宅に被害が出ており、多くの仲間がその修理等の仕事に追われている状況です。こうした中で、屋根上からの転落による死亡災害が立て続けに発生しました。
9月7日、綴喜八幡支部の組合員Aさん(56・工務店自営)が、台風で損傷した瓦の葺き替えを依頼され、屋根上で被害状況を調べていたところ、あやまって転落、死亡されました。当日は雨天で、かつ、この日5件目の現場で、疲労も重なり、足を滑らせたものと推測されます。
9月9日には、宇治支部の組合員Bさん(42・屋根工事自営)が、転落災害で死亡されました。台風被害による修理のため、大屋根(7m上)から転落したものです。
お亡くなりになられたお二人の仲間のご冥福をお祈りし、ご家族・ご友人の皆さまに謹んでお悔やみを申し上げます。
 Aさんは大工であり、通常は屋根工が行うような作業に従事することはあまりなかったと思われます。また、Bさんは一定の従業員を抱える法人の親方であり、普段は事業主の業務が中心で、現場作業に従事されることも多くなく、労災特別加入もされていませんでした。
相次ぐ災害で、地域の建設業者の手が回らず、結果として、通常は従事することの少ない、かつ、危険度の高い作業に従事したお二人が、災害に遭われた可能性があります。
特に、屋根上など高所での作業には、細心の注意を払うとともに、保護具(安全帯、ヘルメット等)の使用の徹底など、墜転落災害の防止をすべての仲間によびかけます。仲間ふやし月間での仲間どうしの訪問対話で、啓発・発信をお願いします。

【建築ニュース1131号(2018年10月15日付)】

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