第48回住宅デー 6月8日(日)
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アスベスト闘争

「天井裏では粉じんがもうもうと舞った」/2人の空調工の仲間が堂々証言/4陣第7回期日

2026年2月16日

2月9日、京都地方裁判所で関西建設アスベスト京都4陣訴訟の第7回期日が行われ、京都府内各地から83人の支援者が駆け付け、傍聴による支援を行いました。
今回尋問に立ったのは、西京支部の仲野さん(空調)と醍醐支部の岡田さん(空調)です。今回は2人とも空調関連の技術者としてアスベスト疾患にり患しており、天井裏での作業や「トミジ管(石綿二層管)」に関して多くやりとりが行われました。
まず最初に尋問に立ったのは仲野さんで、業務用エアコンの設置などを1970年代から行ってきました。仲野さんは取付作業に際して「30㎝から50㎝の高さしかない天井裏で作業をしてきました。新築ではH鋼に吹き付けられた石綿をヘラなどでこそぎ落として、吊り金具の設置を行った」と証言。続けて「天井裏での作業は狭いので、腹ばいで移動するのですが、その際に体と吹き付け材がこすれて粉じんがもうもうとした状態でした」と被ばくした状況を語りました。
続いて岡田さんが証言台に立ち、弁護士からの尋問に答えました。
岡田さんも空調設備の設置作業について詳しく語り、とりわけ耐火構造が求められる際に使用される「トミジ管」の加工について、「主には空調配管工の人たちが施工するのですが、細いトミジ管については自ら切断と加工をして、空調に接続するなど作業をしていました。また横で空調配管工の人たちが、トミジ管の切断を行っていて、現場は粉じんでもうもうとしていました」と語りました。
被告企業からの反対尋問では、それぞれ5社が喫煙歴やトミジ管の加工について質問しました。
期日終了後は鴨沂会館で報告集会が行われ、多くの仲間が尋問で奮闘した原告仲間を激励しました。
弁護団からは3陣において京都地裁から提示された和解案(左記参照)に関する解説も行われ、「救済から漏れた仲間もいる。今後も奮闘が必要」と組合からのさらなる協力を求めました。

【建築ニュース1282号(2026年3月1日付)】

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