2023年11月20日
日本国憲法が公布された11月3日の文化の日に開催された「生かそう憲法 守ろう9条 11・3憲法集会in京都」に京建労の仲間222人が参加しました。夏が戻ったかのような晴天の円山公園音楽堂には、全体で1500人の参加者が集まりました。
集会では、日本国憲法に関わる発言等は当然のこと、パレスチナ・ガザ地区の情勢に関する発言が多く発信される集会となりました。
「集会アピール」のほか、急遽提案された「これ以上のガザ市民への殺戮行為は許さない! イスラエルとハマスは国連決議に従い即時に停戦せよ!」とする緊急決議が会場の拍手によって確認されました。
閉会あいさつで岡野八代同志社大教授は「日本政府は市民革命が必要なくらい根っこから腐っています」と、国連の休戦決議を棄権した政府を批判しました。
円山公園音楽堂での講演よりその一部を紹介します(文責編集部)。
【猿田佐世さん】弁護士・新外交イニシアティブ(ND)代表
戦争というのは本当に近づいているのだろうか。日本は一ヵ国だけだったらどこかと戦争になるのですか。街頭で活動されている方の悩みをお聞きすると「攻撃されたらどうするのと言われる」と。では、どこの国が日本を攻撃するのでしょう。北朝鮮がミサイルを日本に当てたら、あの国はどうなりますか。中国が攻めてきますか。冷静になって考えてみてください。アメリカの覇権争いに加担する行為が日本にあるからこそ、戦争の可能性が高まることを忘れてはならないのです。
【建築ニュース1236号(2023年12月1日付)】