第48回住宅デー 6月8日(日)
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被爆80年のヒロシマへ/参加の実相に触れ学ぶ夏/原水禁代表団の結団式開催

2025年8月4日

7月28日、京建労会館と中丹支部、宮津支部をつないで2025年原水爆禁止世界大会・広島京建労代表団引き継ぎ式&結団式が行われ31人の仲間が参加しました。

今回の京建労代表団は野田副執行委員長を団長に26人の代表団を結成。14支部と主婦・女性の会、本部から参加することが決まっています。引き継ぎ式&結団式には26人のうち17人が駆けつけました。
まずはじめに京都原水協の平事務局次長を講師に「被爆80年 核兵器禁止条約に参加する日本へ」と題した情勢学習会と参加に関する諸注意が行われました。
平さんは講演で「2024年に日本被団協がノーベル平和賞を受賞したことは、各地で紛争が多発し核破局の瀬戸際というべき現在において、核使用のタブーを確立した日本被団協の役割にあらためて光を当てた。被爆80年に再燃する核戦争の危機に、被爆国である日本と日本人が果たす役割は大きい」と今回の原水爆禁止世界大会の意義を強調しました。
 続けて平さんは「核兵器禁止条約に日本も早期に批准することが求められている。国民世論も70%が批准を求めており、私たちの運動次第で平和を手繰り寄せることができる」と参加者に訴えました。
次に行われた引き継ぎ式では前回団長の秋間副委員長から「前回も猛暑で大変だった。今回も猛烈な暑さが予想されます。くれぐれも健康には気をつけて」と代表団にエールを送りました。
代表団の決意表明では、京建労会館に参加した仲間に加え、宮津支部の宇野さんや中丹支部の塩見さんからもオンラインで意気込みが語られ、参加者から大きな拍手が送られました。


みんなの代表として参加します

VRで見た焦土ヒロシマ/仲間の思い背負って参加

【宇治・森本さん】
支部主婦・女性の会の会長をしています。7月に「千羽鶴バザー(6面参照)」を開催し、代表派遣をめざしたとりくみを行ってきました。私が参加することとなり、身が引き締まる思いです。
広島には2024年に全建総連の主婦交流集会ではじめて訪れ、原爆投下後をVRで見る体験をしました。本当に衝撃的な体験でした。あらためて大量破壊兵器の恐ろしさを感じました。
今回の世界大会ではVRでは体験できなかった「被害者の声」を聞ければと思っています

 

原水爆禁止は活動の入り口/学びを仲間に還元したい

【本部・野田副委員長】
団長をつとめます副委員長の野田です。私が原水爆禁止世界大会にはじめて参加したのは30年前、被爆50年にあたる年です。そこでいろんなことを感じ、平和運動をはじめ組合のさまざまなとりくみに参加するきっかけとなりました。
気候的に暑い大会になるかと思いますが、全員健康には気をつけて学びを深めていきたいと思います。
仲間からのカンパで参加する学びの企画です。広島で学んだことを仲間にお返しできるように頑張っていきたいと思います。

【建築ニュース1272号(2025年8月15日・9月1日付)】

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