2020年2月3日
CCUS(建設キャリアアップシステム)とは、建設業の担い手確保と育成、そして技能の適正評価を目的に官民が一体となってとりくんでいるシステムです。2023年までに全ての技能者の登録をめざしています。
CCUSに技能者登録を行うと、個人にIDカードが交付され、私たち建設技能者がどこでどんな仕事をしたのかが蓄積されていき、就労日数や資格に応じてレベル分けがされます。
この制度は、技能労働者一人ひとりがもつ技能と経験が、業界統一の枠組みのなかで”見える化”され評価されるメリットがあります。
建設業界では若い人が定着せず、担い手不足と技能継承の停滞が喫緊の課題です。「若者が育ち、安心して働き続けられる」建設業界にしていくためにも、CCUSを技能者の処遇改善に重心を置く制度として育んでいく必要があります。
※京建労は、府内唯一のCCUS認定登録機関です。CCUSに関するご相談は、京建労本部までお気軽にお問い合わせください。