第49回住宅デー 6月14日(日)
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業界を変える

建設キャリアアップシステム(CCUS)

CCUSとは

「建設キャリアアップシステム(CCUS)」は、技能者の資格、社会保険加入状況、現場の就業履歴等を業界横断的に登録・蓄積する仕組みです。このシステムの活用により技能者が能力や経験に応じた処遇を受けられる環境を整備し、将来にわたって担い手を確保することを目的としています。

京建労は、建設キャリアアップシステムを以下の姿勢ですすめています

技能者登録 技能を見える化することで、適正な賃金水準の確保をめざします。
事業者登録 施工能力の見える化で優秀な技能者を育てる事業者として能力をアピールし、仕事の受注につなげます。

CCUS登録のメリット(技能者)

  1. 技能や経験が証明される
    建設キャリアアップシステムの導入により、客観的に技能や経験がわかるようになります。仕事をした分だけ実績がたまり、仕事を受けやすくなることもあるといえます。
    ※レベル判定システムで建設キャリアアップシステム利用前の「経験」を能力評価に組み込めるのは、2024年3月まで(それ以降は技能者登録を申請しても過去の経験が反映されません)。
  2. めざすべき将来像が明確に キャリアのレベル分け
    国土交通省は建設キャリアアップシステムの活用を通じて、就業状況や保有している資格に応じて、以下の4段階で技能者のレベル分けをしています。レベルによりカードの色分けもなされ、目指すべきキャリア(「(職長など)将来どんな仕事をしたいか」「どのくらいの収入がほしいか」など)が明確になります。
  1. 共通のものさしで 適正な賃金を
    建設業では、これまで経験や知識は明確なものさしがなく、伝わりづらい部分がありました。しかし、建設キャリアアップシステムを活用し個々の能力を「共通のものさし」で測ることで、適正な賃金を受けられる機会が広がります。
  2. 建退共制度との連携も
    建退共(建設業退職金共済制度)では、共済手帳に証紙を貼り付けることで掛金を積み立てます。建退共制度の電子申請方式の導入に伴って、建設キャリアアップシステムで蓄積される就業履歴をデータ連携により掛金充当に活用し、退職金給付の徹底と事務の効率化につなげることが可能。辞退届のトラブルも防げます。

レベル判定で適正賃金を確保しよう

国土交通省は、私たちの運動で法改正した「第三次・担い手3法」を2025年12月に全面施行しました。これにより建設業者は、技能労働者へ技能に応じた適正な賃金支払いや処遇改善が努力義務となりました。国は、「適正な賃金」の基準として、CCUSのレベル別年収を示し、職種別に「目標値」(この水準の支払いを推奨する)「基準値」(これを下回る支払い状況の事業者には請負契約においてダンピングの恐れがないか重点的に確認する)が定められました。

CCUSレベル別年収

就業履歴を蓄積しよう

レベル判定は、就業日数(カードタッチ等)や保有資格といったCCUSに登録された情報を基に行われます(例:下図)。ただ、CCUSが本格運用されてまだ数年程度であり、それ以前の就業日数を活かすために、現在は「経過措置期間」として、所属事業者等による「経歴証明」によって就業日数の認定が可能です。その就業日数はCCUSに登録した一番古い資格の取得日等から算出します。

※ 「経過措置期間」は2029年3月31日まで(経歴証明できる期間の範囲は2024年3月31日まで)。今は、カードタッチ等でCCUSに蓄積された就業履歴のみで認定されるようになっており、簡単に蓄積できるキャリアリンクなどを活用して就業履歴を蓄積していくことが重要です。

レベル判定基準の一例建築大工

登録・技能者レベル判定は京建労で

京建労は実績豊富な認定登録機関。また、組合員は技能者レベル判定を受けることができます。レベル判定を受けるための保有資格等の基準は職種によって異なります。くわしくはご相談ください。

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