「建設キャリアアップシステム(CCUS)」は、技能者の資格、社会保険加入状況、現場の就業履歴等を業界横断的に登録・蓄積する仕組みです。このシステムの活用により技能者が能力や経験に応じた処遇を受けられる環境を整備し、将来にわたって担い手を確保することを目的としています。
京建労は、建設キャリアアップシステムを以下の姿勢ですすめています
技能者登録 技能を見える化することで、適正な賃金水準の確保をめざします。
事業者登録 施工能力の見える化で優秀な技能者を育てる事業者として能力をアピールし、仕事の受注につなげます。

国土交通省は、私たちの運動で法改正した「第三次・担い手3法」を2025年12月に全面施行しました。これにより建設業者は、技能労働者へ技能に応じた適正な賃金支払いや処遇改善が努力義務となりました。国は、「適正な賃金」の基準として、CCUSのレベル別年収を示し、職種別に「目標値」(この水準の支払いを推奨する)「基準値」(これを下回る支払い状況の事業者には請負契約においてダンピングの恐れがないか重点的に確認する)が定められました。

レベル判定は、就業日数(カードタッチ等)や保有資格といったCCUSに登録された情報を基に行われます(例:下図)。ただ、CCUSが本格運用されてまだ数年程度であり、それ以前の就業日数を活かすために、現在は「経過措置期間」として、所属事業者等による「経歴証明」によって就業日数の認定が可能です。その就業日数はCCUSに登録した一番古い資格の取得日等から算出します。
※ 「経過措置期間」は2029年3月31日まで(経歴証明できる期間の範囲は2024年3月31日まで)。今は、カードタッチ等でCCUSに蓄積された就業履歴のみで認定されるようになっており、簡単に蓄積できるキャリアリンクなどを活用して就業履歴を蓄積していくことが重要です。

京建労は実績豊富な認定登録機関。また、組合員は技能者レベル判定を受けることができます。レベル判定を受けるための保有資格等の基準は職種によって異なります。くわしくはご相談ください。
