新型コロナウイルス感染症関連

コロナ禍で仲間を孤立させない/執行委員長メッセージ 「いかなる困難も乗りこえた70年」

2020年5月1日

【吉岡徹・執行委員長】
この間の組合活動に関して「より慎重に」と、苦言を呈するご連絡をちょうだいしております。本部執行委員会として決定した「新型コロナウイルス感染症に対する対応指針」の周知徹底がすべての地域に至らず、一部で配慮に欠いた組合員招集がありました。我がこととしてご意見を寄せていただいた方々に、心中より感謝申し上げます。
現在、大きく変化を求められている建設業界の中で、労働者・事業主にとって重要な時期にあります。その中での新型コロナ禍で、制度学習や技術習得、CCUSへの対応などの多くがストップして、仲間はその機会を失っています。
こういう時こそ、我々がすべてを失うのではなく、仲間と家族が希望を失わないために、京建労は活動しなければなりません。そのためには、対応指針に示したように規模を必要最小限にとどめるなど、感染拡大の防止に最大限努力しながら、切実な困難を解決するために力をあわせてとりくまなくてはなりません。
いま、私たちが忘れてはならないのは、「現場が止まって明日の飯が食えない」という仲間がでてくる現実が、仕事とくらし、場合によっては命にかかわる問題として、日々迫ってきているという点です。そして、その仲間に京建労に何ができるのかということが役割として求められていると考えます。
お願いしているアンケートの途中結果をみても、この窮状は刻々と具体的に深刻化しており、まだこのアンケートすら知らず、「何処にも頼るところがない」と悩んでいる人を、仲間として孤立させるわけにはいきません。

今こそ助け合い

また、機関会議や大会を必要最小限・最小規模で開催することは、分会・支部の代表者の参加を大きく制限することを意味し、これまで以上にみなさんの「現場の声」をお寄せいただいて、分会・支部の役員・書記局はその要求を集めきってもらうようにお願いいたします。
リーマンショックの際でも仲間に会えない事態はなく、訪問対話で難局を支え合いました。現在の経験したことのない難しさを背負って奮闘する仲間にはご無理を申しますが、対面が無理でも電話対話を行うなどして、それぞれの事情に配慮して活動しましょう。
2020年に創立70周年をむかえる私たち京建労は、いかなる困難な時代にあっても相互の理解を深め合い、また至らぬ場合には補い合って前進してきた組合です。
仲間の助け合いの歴史が、1万7000人を超える仲間が結集する組織をつくってきました。今こそ、このことに確信をもって行動しようではありませんか。すべての仲間とご家族のみなさん、当面は対応指針に沿う範囲の限られた活動となり、ご不便もおかけしますが、組合活動へのご理解とご協力をお願いいたします。共にがんばりましょう。

【建築ニュース1164号(2020年5月15日・6月1日付)】

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