アスベスト闘争

建設アスベスト訴訟の連続勝利うけ/被告企業に要請行動で訴え

2020年10月6日

【本部・松原書記次長】
建設アスベスト訴訟は現在、神奈川、東京、京都、大阪、福岡の1陣訴訟が最高裁にあがっています。最初に係属した神奈川1陣の最高裁弁論が、10月22日に開かれることになり、判決が見えてきた状況のもとで、8月28日に神奈川2陣東京高裁(村上正敏裁判長)、9月4日には東京2陣東京地裁(前澤達朗裁判長)で判決が言い渡されました。
判決は、両訴訟とも国・企業・一人親方への責任が認められ原告ほぼ全員が救済される画期的な判決となりました。さらに、神奈川訴訟でははじめて解体・改修作業者への企業の警告義務違反が認められました。両判決で断罪された企業は、A&Aマテリアル、ニチアス、ノザワ、ケイミュー、クボタの5社。
判決後、首都圏と関西で企業要請行動を行いました。関西では、9月11日にノザワ、大建工業、神島化学へ要請を行い、被害者への謝罪や早期解決を訴えました。ノザワへの要請行動には京都原告の吉積さん(南・遺族)が参加して「父は左官職人でしたが、3年前に死にました。父のため、残された人のためにも、基金創設のために頑張る」と決意を語りました。
また、再三にわたり話し合いに応じないクボタに対しては、9月18日に首都圏では、東京本社への抗議行動と、関西では、工場のあるJR尼崎駅での宣伝を同時に行いました。
JR尼崎駅での宣伝には、8人が参加。「クボタは、地域住民に対してはアスベスト被害を出したということで補償をしているのに、健康被害を受けた原告には冷たい態度をとり続けている。話を聞いてほしい」とハンドマイクで訴えました。
市民の関心も高く、用意した300枚のビラがなくなりました。

【建築ニュース1170号(2020年10月15日付)】

一覧に戻る

特集

  • 京建労住宅デー
  • 若者に魅力ある建設産業に