2020年8月4日
「原水爆禁止2020年世界大会」がオンライン(インターネット配信)で開催されます。配信は一般視聴が可能な動画サイト「YouTube」と、質疑参加も可能なウェビナー登録(「Zoom」有料代表登録必要)での参加で視聴することができます。
コロナ禍の中でのとりくみですが、広島や長崎に行かなくても誰でも参加できる機会でもありますので、被爆から75年の8月に「核兵器廃絶」の願いを共有する場として視聴しましょう。YouTubeでの一般視聴は、ライブ配信時のみ同時通訳が入ります。
オンライン配信されるプログラムは次の通りです。
①8月2日「国際会議」
②8月6日「広島デー」
③8月9日「長崎デー」
①~③いずれも午前10時から2時間半を予定。
④8月3日~8日に4テーマで開催される「特別集会」
京建労本部では、8月9日の日曜日開催となる「長崎デー」を、京建労会館(南区・本部)大ホールで配信上映して視聴会を開催します。
また、8月6日の「広島デー」は京都原水協の主催で「みんなで世界大会を視聴する会」として、午前10時から「ラボール京都」4階第一会議室で開催されます。
コロナパンデミックによって世界がどのように転換を求められているのか、被爆75年を迎えた今年、国連の核兵器禁止条約は2020年7月22日に新たにスーダンが署名をして署名国は82か国となりました。批准国は2020年7月15日にボツワナ共和国が批准して40ヵ国となり、核兵器禁止条約の発効に必要な批准国50ヵ国に対して、あと10ヵ国となっています。(※注釈)引き続き世界唯一の戦争被爆国である日本が同条約に批准するように求めていきます。
(※注釈) 署名・批准・発効とは
【署名】条約の内容について、国家の代表者が合意を表明して記名すること。【批准と発効】批准とは、国家として条約を締結する意思を議会等の承認(国で定められた手続き)を得て最終的に決定し、その条約に加盟することで、条約の発効には50ヵ国の批准が必要。
【建築ニュース1167号(2020年8月15日・9月1日付)】