2023年10月3日
【新制度10月スタート】(2023年)
「建築物石綿含有建材調査者講習」を修了した仲間へ
■2万円支給します!
アスベスト対策支援金制度を新設し、運用をスタートします。
詳しくは、配布されるお知らせチラシでお伝えします。
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「建築物石綿含有建材調査者講習」を修了した仲間に2万円を支給する新たな制度を10月から運用開始します
▼建築物の解体・改修工事前に行う、石綿使用の有無を調査する「事前調査」は、一定規模以上の工事について労働基準監督署・自治体への報告が義務化されていますが、この10月からは「建築物石綿含有建材調査者」などの有資格者が事前調査を行うことが義務付けられました(※)。
建築物解体のピークとされる2030年を目前に、この「調査者」資格の取得を推奨し、適正な事前調査・施工を行うことが、石綿粉じんのばく露・飛散を防止し新たな被害者を生まないために極めて重要ですが、一方で、この「調査者資格」の受講料は高額であること(4万円以上)から、仲間の中からも補助を要望する声が高まっていました。
そこで、10月に「アスベスト対策支援金」を新設し、「調査者」資格を取得した仲間に2万円を支給します。原則として、総合共済規定を準用しますが、6ヵ月以前に取得した仲間が多い現状を踏まえ、2024年3月末までを経過期間とし、6ヵ月以前の資格取得者からの申請も受け付けますので、該当する仲間は忘れないように申請してください。
資格取得時の組合加入者が対象となるなど、その他の支給条件は配布されるビラを参照していただくか、所属支部・本部までお問い合わせください。
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※2023年10月から、改修・解体工事に係る石綿事前調査は、建築物石綿含有建材調査者などの有資格者が行う必要があります。
なお、請負金額100万円以上の改修工事、床面積80㎡以上の解体工事については、事前調査結果を、地方自治体や管轄労働基準監督署に報告する必要があります(2022年4月~)