2020年12月4日
京建労本部でCCUSの登録を行った寺井さん(43・板金)にお話をうかがいました。
【伏見・寺井さん】
自分の場合は書記局に勧められて本部で登録をしましたが、インターネット申請では煩雑な手続きで手間を取られる印象でした。助かりました。
現時点でCCUSの登録を迫られている仕事はしていませんが、これから益々重視される公的に認められた「資格」に重点をおくことは大切に違いありません。すでに現場でも有資格者の配置が設計段階から求められていますから。
国の方針では、技能レベルによって賃金が決められたり、民間工事も含めた全工事でこのシステムを実施する方向といいますが、簡単ではないし「ホンマにできるの」と思う人が多いとも思います。
建設業の社会保険の完備もそうだったように、時間はかかってもそれが普通になるということなのかも知れません。
京建労は、多くのレベル判定で必要になる「職長・安全衛生教育」などの資格講習をどんどんやるべきだと思います。
建設労働者の地位向上になるんでしょ。じゃあ、京建労がやらないと。
能力評価実施団体傘下の京都府内の専門業団体との連携にも踏み出すべきではないかと思います。
カードが届きましたが、そこに資格が明示されている訳でもないので、例えばスマホアプリ等と連携して、カードを読み取れば登録した資格が表示されるような、そういう発展にも期待したいですね。
【建築ニュース1175号(2020年12月15日付)】